今年2月に大阪大学で行われたアドバンスインストラクター養成講座では残念ながら学科のみ合格、実技不合格になっていましたが、4月に東京学芸大学で再試験を受け、無事合格通知を手にすることができました。
ノルディックウォーキングは最近テレビや新聞でも取り上げられ、よく目にするようになりましたが、日本国内にはいくつかの協会がありそれぞれ歩き方、教え方が違います。
もともと、フィンランド発でノルディックスキーのトレーニングから発生したというのは同じなのですが、日本なりの解釈で発展した協会や、ポールメーカーの開発と結びついて発展した協会などがあります。私も数年前にノルディックウォーキングを知った時、なぜこんなにいくつもあるのか、不思議でなりませんでした。運動の方法であるなら、一つにまとまっていなければおかしいのではないか。競技ではなくレクリエーションという範疇なので、ルールもなく、曖昧なままでよかったのかもしれません。
少なくとも同じポールを使って歩くのなら、協会を一つにして欲しいと思っていますが、実現は難しい事でしょう。
私が所属する日本ノルディックフィットネス協会は 名称がノルディックウォーキングではありません。ノルディックウォーキングという名前をすでにほかの協会が使っていた事も関係するのかもしれませんね。でも発祥の地フィンランドの国際ノルディックフィットネス協会(INWA)と連携関係にある協会です。
日本独自の歩き方っていうのもあるようですが、ウォーキングは世界基準でいいんじゃないかと思います。
日本人でも外国人でも歩く姿勢、方法などは共通だと思うので。
そのINWA → JNFA の流れの中で、アドバンスインストラクターになれたというのは、光栄なことです。
なにせ、静岡県内には今回受験して合格したジムスティックの市川さんと私しかいないのです。
インストラクターというのは教える立場にある人ですから、きっちり教えられるようになりたいと思います。
追試での合格でしたから、あんまり大きな声では言えないと思っていましたが、不合格発表をしていたので合格発表もしておくことにしました。ちなみに、お金を払えば一日でもらえるインストラクター資格とは違い、学科試験で不合格になる方もいますし、大阪での合格率は30%でした。厳しかったです。でも、どうせ取るならこういう資格の方がいいと思います。
これからもノルディックウォーキングの普及に尽力したいと思います。
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